知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

生まれたばかりの赤ちゃん

赤ちゃんの生まれたときの体重は、平均すると約3kg、身長は約50cmになります。生後2~3日は水分が失われるので体重が減りますが、お乳を飲むようになるともどります。ここで体重が減ったからといって、急いでミルクをあげなくても平気です。腕やあしを曲げていたり、あしがO脚だったり、またの開きがわるかったりしますが、だんだんと伸びていきますので安心してください。皮膚は赤みを帯びています。発疹のように赤くなることもありますが、2~3日すると薄くなり、そのあと薄い皮がむけることもあります。何日かたつと皮膚が黄色みを帯びてきます。赤ちゃんが元気よくお乳を吸う力も強ければ、そのままにしておきます。しかし、黄疸がでて、どんどん強くなるときは病的ですから、早く治療を受けるようにしてください。おへそは、生後1週間ごろに脱落します。2週間くらいかかることもありますが、まわりが赤くはれていなければ心配はいりません。

落雷にあったとき

近年は、雷の発生がもっとも多く、落雷にあってしまう人の確率が上がってきてしまっております。この雷の直撃を受けると、呼吸中枢が麻痺し即死することが多いものです。しかし、運が良く軽症の場合は、脳振盪だけですみ、休んでいれば、徐々に回復していくことがあります。心臓や呼吸が止まっていたら、ただちに心臓マッサージと人工呼吸を始め、救援を求めましょう。近年は、雷の怖さをしらないのか、逃げない人が多くなってきております。雷が鳴りだしたら、すぐにホテルや車の中に逃げてください。金物がある場合は、できるだけ体から外すようにしてください。近くに高い塔や木がある場合は、そこから避けるようにしてください。自転車に乗っていても危険なので、すみやかに逃げましょう。

雷が鳴って落雷にあったとき

突然、空が黒くなり、雷がなりはじめ、万が一、落の直撃をうけると、呼吸中枢が麻痺し即死することが多いです。軽症ですめば、脳振盪だけですみ、その後、ゆっくりと回復することがあります。心臓や呼吸が止まっていたら、すぐに心臓マッサージと人工呼吸をはじめ、電話して救援を求めましょう。最近では、雷の怖さをしらないのか、雷が鳴っても逃げるどころか、いつまでもその場にいる人が多いです。雷が鳴ったら家の中にすぐ逃げるようにしてください。体に金物があるときは、体から外しておいてください。近くに高い塔や木があるときは、そこからなるべく離れるように逃げてください。車を持っている人は、車の中にいたほうが安全になります。

気管支狭窄症

気管支内腔に炎症があって狭くなっても、気管支の外からリンパ節や腫瘍で圧迫されても、気管支狭窄症はおこります。気管支狭窄があると、その末梢部は感染をおこしやすく、気管支拡張をおこします。気管支狭窄は気管支造影写真ではじめてわかるのですが、慢性気管支炎や気管支拡張症の部分現象として現れることが多いものです。太い気管支に狭窄がおこると呼吸困難などをおこします。この場合は、外科的に気管支再建術を行い、末梢部の細い気管支の狭窄では、エロゾル吸人により、気道のクリーニングをはかることが大切になります。

赤ちゃんの感染防止について

生まれたばかりの赤ちゃんは、抵抗力がないので、病気には十分、気をつけなければいけません。そのなかで、かぜのように大人から感染する病気に気をつけます。お母さんと同室に赤ちゃんがいるときは、お見舞いの人が赤ちゃんに近づかないようにしてもらいます。せきをする人や小さい子供は遠慮してもらいます。昔はこのために赤ちゃんが肺炎になることが多かったのです。また、お母さんはよく手を洗って、赤ちゃんの世話をしましょう。乳房がよごれていると、赤ちゃんの口の中に白いかすがつく病気になることがありますので、常に綺麗にしておきましょう。