2017-09-03 気管支狭窄症 病気の知識 気管支内腔に炎症があって狭くなっても、気管支の外からリンパ節や腫瘍で圧迫されても、気管支狭窄症はおこります。気管支狭窄があると、その末梢部は感染をおこしやすく、気管支拡張をおこします。気管支狭窄は気管支造影写真ではじめてわかるのですが、慢性気管支炎や気管支拡張症の部分現象として現れることが多いものです。太い気管支に狭窄がおこると呼吸困難などをおこします。この場合は、外科的に気管支再建術を行い、末梢部の細い気管支の狭窄では、エロゾル吸人により、気道のクリーニングをはかることが大切になります。