知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

うっ血性心筋症

特発性心筋症のなかで、うっ血性心不全を合併しやすい症患群を総称して、うっ血性心筋症といいますが、非閉塞性心筋症ともいいます。心臓弁膜症や高血圧性の心臓病に合併したうっ血性心不全と違って、ジギタリス剤が効きにくく、安静と利尿剤が主たる治療法…

2~3歳

足がしっかりし、走るのも上手になります。階段を1段ごとに足を合わせて昇ります。からだの平均もとれるようになります。歯は、上下10本ずつが生えそろいます。運動も活発になり、ボールをみつけると転がしたり、おもちゃで遊んだり、滑り台ですべったりして…

口の中を怪我した時

小さな子供がヨチヨチ歩いていて、割りばし、木の枝、えんぴつなどを口にくわえていて転倒することがありますが、とても危険になります。転んだ衝撃で、刺さったり、口の中に穴が開いて、鼻孔までつきぬけることがあります。万が一、そうになってしまった場…

特発性心筋症

これは、心筋がおかされる特殊な心臓病で、原発性心筋疾患とも呼ばれます。一般に左心室筋が好んでおかされ、左室肥大、左室不全になりますが、右心室や心室中隔もおかされることがあります。臨床像のうえから、うっ血性心不全の経過をとるものを、うっ血性…

幼児期 生活

1歳の食事は、大人の食事をあげるようになってきます。このとき、ご飯を多くするよりも、おかずの種類を増やします。牛乳は、1日2本くらい飲ませるようにします。幼児になると赤ちゃんのときのようには食べてくれないことがあります。無理に食べさせるよ…

鼻出血

近年多いのが、鼻中隔前部のキーゼルバッハ部位からの出血です。この部位は、血管網の豊富なところで、小さな外傷ですぐ傷がつき出血します。出血が多いと後方から反対側の鼻へまわり、両側から出るように感じられます。 上体をおこして、頭部を高くします。…

心筋炎

心筋炎は、心臓の筋肉が炎症をおこす病気で、軽い場合は、見逃される反面、重い時は、急死することがあります。心筋炎をおこす病原体としては、細菌だけでなく、ウイルス、スペロヘータ、リケッチア、真菌、寄生虫などいろいろありますが、代表的なものは、…

幼児期 1歳のこころ

1歳になると、自我が芽生えてきますので、思うようにならないと、怒ってかんしゃくをおこします。お母さんも怒りやすくなるでしょうが、あわてないで様子をみているのがよいです。恐怖心もでてきて、異常な音やお化けのおもちゃを怖がります。このとき、弱…

鼻に異物が入りつまった時

小さい子は、よく、おもちゃやマメなどを口や鼻の中へ入れてしまうことがあります。また、兄弟がいたずらして入れてしまうこともあります。この入れたものを慌ててとろうとすると、かえって逆に押し込んでしまうことがあるので気をつけなくてはいけません。…

ぽっくり病

ぽっくり病は、健康そのものにみえたのに、ある日、突然に死んでしまい、解剖してみても、これといった心臓の異常がみあたらない、まったく訳が分からない病気です。急性心臓死の一種ですが、とくに20~30代の若い男性で、夜寝ている最中に発生した場合…

幼児期 1歳になると

赤ちゃんの頃は、まるまると太っていたのですが、赤ちゃんが1歳の頃になると、体がしまってきます。これは、皮下脂肪が減ってくるので、やせたように見えるんです。体重が赤ちゃんのときのようには増えませんが、体重が増えないのを心配して、病気だと思っ…

耳に虫がはいったとき

たまに、耳の穴に小さな虫がはいってくることがあります。虫がはいったときは、耳の穴に電灯を近づけるとでてくることがあります。カナブンなどの大きな虫は、外耳道の中で動き回り、虫が動く音が大きく聞こえます。また、皮膚をひっかき、痛みを感じますが…

急性心臓死

これは、今まで何事もなく元気に生活していたのに、突然意識がなくなって死亡することがあります。このような突然の死因の多くは脳や心臓の病気になりますが、脳卒中の場合は、たいてい一両日は心臓は活動を続けているものです。一般に発症から死亡までが24…

幼児期 家庭環境

家庭環境が幼児の心に影響しますので、大人同士の仲が悪いと子供に問題行動がおこります。幼児は、お母さんに甘えます。子供のすることはなんでも可愛いと、度を越して甘やかしたりしてはいけませんが、抱いたり、おぶったりすると、子供の心は落ち着きます…

耳に豆などを入れてしまったとき

子供は、小さな物、豆類・ビーズなどの小さなものを耳の中に入れてしまうことがあります。子供が耳に痛みを訴えたり、さかんに手で耳をいじっているときは、異物が入っていないかどうか確かめましょう。耳に入っているものを無理にとろうとすると、かえって…

心臓ぜんそくとは

ぜんそくとは、発作性におきる呼吸困難をさした名称で、その原因が心臓にあるとき、心臓ぜんそくと呼びます。急性左室不全をおこし、急激に肺うっ血が発生した状態です。これになりやすいのは、急性心筋梗塞、大動脈弁膜症、高血圧などがあるときにおきやす…

幼児期 第一歩

いままで親の世話になっていた赤ちゃんが、ひとりで歩き、自分が考えるように行動するのが幼児期です、独立心を育てていかなくてはいけません。自分でなんでもしようとします。ごはんも食べさせてもらうのを嫌い、手づかみで食べたりします。2~3才くらい…

目にゴミが入った時

目にゴミが入った時は、目をこすってはいけません。じっとしていると、小さなゴミなら涙と一緒に流れ出ていきます。また、とれないときは、洗面器に水道水を入れて顔をつけ、目をぱちぱちすると取れていきます。まばたきしてもとれないときは、綺麗なハンカ…

心臓神経症

これは、心臓に病気があると思い込んでしまって、動悸、息切れ、疲れやすいということにとりつかれて、不安に悩んでいる人がいます。これを検査してみると、心臓にはなんの異常もみあたらず、心臓そのものはまったく健康な状態を、心臓神経症といいます。こ…

赤ちゃんの知恵の発達

赤ちゃんは、嬉しいことや悲しい感情がはっきりしています。赤ちゃんを喜ばすような面白い顔をすると、とても喜びます。8か月くらいすると、いろいろなものをみて真似するようになってきます。さらに月日がたつと、親しい人と知らない人を区別することができ…

目を刺してしまったとき

目を刺してしまったときは、痛くてどうしょうもない状態になるかと思います。眼球壁の全層を貫くほどに深く刺してしまったのか?または、浅い傷なのかわかりませんが、重さに従って処理するという方針で、眼球の内容がでないように、あまり圧迫しないで、や…

高血圧性心疾患とは

これは、高血圧を基盤として発症しております。高血圧性心疾患を大きく分けると、動脈の高い血圧に向かって送血するために心臓に負担がかっておこる左心室肥大や心不全と、高血圧によって冠状動脈に硬化をおこした病変、狭心症や心筋梗塞になります。左心室…

赤ちゃんの体の発育

赤ちゃんが6か月くらいになると願えりがでてくるようになります。7か月になると足を投げ出してすわることができます。生まれて半年たつと、上半身を起き上がらせているようになるわけです。8か月くらいなると、はいはいができるようになってきて、場所を移動…

目にボールなどが当たった時

目に野球のボールなどが当たってしまったときは、重い障害を受けることが多いです。前房に出血したり、眼底の網脈、脈結膜などが損傷をこうむるときがあります。眼球をあんまり圧迫しないで、清潔なタオルを何枚も折りたたんで、そっと目に当てるようにして…

心内膜炎とは

心内膜炎とは、悪液質状態や全身性エリテマトーデスでおきることがありますが、重要なのは細菌性心内膜炎になります。 人工流産、前立腺摘出術、心臓手術などのときに、急性に高熱がでて発生する場合があります。あと、抜歯をしたときも発生することがありま…

冷房について

夏になって非常に暑いときは、クーラーを使って涼しくしても大丈夫です。とくに、汗疹がひどいときは、冷房にいれておくと、よくなってきます。冷房にするときは、大人が涼しいと思うよりも少し温度を高めにするようにします。26度以下にしないほうが安全で…

虫に刺されたとき

虫に刺されたときは、数時間から1~2日でかゆみもはれも治りますが、ときには水疱をつくることもあります。また、虫に刺されたときは、以前に刺された跡までが赤くはれてくる人もいます。夏になってブヨに刺されると、なかなか治らず、やっと治っても冬に…

心膜炎

心膜炎は、人間の心臓をとりまいている外膜の炎症で、貯留液がたまる場合と、たまらない場合とがあります。心外膜が心臓表面と癒着して肥厚したかたちのものを慢性収縮性心膜炎と呼んでおります。これになる原因は、リウマチ熱、尿毒症、心筋梗塞、感染症、…

薬を飲んでいるときに食べてはいけないもの

現在、飲んでいる薬によっては、グレープフルーツなどの果物は食べてはいけないので、調べてみてください。グレープフルーツは、血液をさらさらにする効果がありますので、飲んでいる薬も同じような効果があると危険になってきます。 グレープフルーツには苦…

「生活」うつぶせ寝

首がしっかりしたら、ときどき、うつぶせ寝にしてもかまいません。しかし、布団が柔らかすぎると赤ちゃんの顔がうまってしまうので危険になります。うつぶせ寝になってしまったら、そばにいるようにしてください。