知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

なま爪をはがしたとき

爪だけが綺麗に剥がれたときは、剥がれた爪をよく洗い、消毒をしてもとの位置に戻し、包帯などで圧迫固定をして、外科にかかります。戻された爪が爪母や爪下床を保護し、副木の役割をはたします。爪がひどく挫滅したときや、爪が裂けた場合は、爪母、爪下床まで損傷が及んでいることが多いものです。爪の変形を残さないように縫合する必要がありますので、外科に行ってください。

胸部の圧迫感や狭約感

胸がしめつけられる、圧迫される、痛くなるとなると、心配されるのが狭心症です。狭心症は、心臓の筋肉で酸素需要がふえたときにおこる症状なので、脈がふえるとか血圧が上がるとか、心臓にそれなりの負担をかけたときに発生します。精神的、感情的に興奮したときにおきる症状で、心身を安静にすれば治ります。発作時間は、だいたい5分くらいで、長くても15分くらいしか続かないのが普通です。

粉乳

国産の育児用粉乳は、4種類あります。調乳したときのタンパク質、脂肪、糖質などの内容は、会社によって違いがあります。調乳したミルクの成分は、昔の粉乳と比べて薄くなっている点に、気をつけてください。昔のようにミルクが濃すぎるということはなくなりましたし、ミルクで育った赤ちゃんは太りすぎるということもなくなりました。

すり傷の手当て

地面やコンクリートにすりつけてできた傷は、浅くても痛みが強く、また、泥や砂利などが付着し、細菌によって汚染されています。傷ができたら、水道の水と石鹸を使って汚れを洗い流し、オキシドールで消毒してから減菌ガーゼでおおいます。

にじみでた血液やリンパ液を凝固・乾燥させてかさぶたのできるのを促します。傷は、やがて痛みも軽くなり、化膿しないかぎり治ってしまいますから、かさぶたは自然に脱落するまでは、はがさないでおきます。付着した異物が、傷口から完全に取り除けないままにしておくと、あとでその部分に異常着色を残します。

意味はない脈の乱れ

脈の乱れは、自分で脈をとってはじめて発見する場合と、動悸という症状で気がつく場合とありますが、正規のリズムが、突如として1心拍分だけふれなくなるタイプのものがほとんどで、このタイプの大多数が期外収縮によるものです。期外収縮は、むしろ心臓に病気のない人に多い症状で、もし、心臓病が原因で期外収縮がおこるような場合には、それ以外の心臓病の所見が必ずあります。診察や検査で心臓病の微候がみあたらないときは、なんの心配もいりません。