知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

心内膜炎とは

心内膜炎とは、悪液質状態や全身性エリテマトーデスでおきることがありますが、重要なのは細菌性心内膜炎になります。

人工流産、前立腺摘出術、心臓手術などのときに、急性に高熱がでて発生する場合があります。あと、抜歯をしたときも発生することがあります。

体内に入った細菌が心内膜へ付着し、この部分に炎症をおこすのですが、亜急性のかたちをとる原因菌のほとんどは、緑色連鎖球菌と腸球菌です。緑色連鎖球菌は、健康な人の口腔内にも存在しますが、抜歯後に強くかんだときに、血中にはいり心臓へ運ばれてくるのです。

冷房について

夏になって非常に暑いときは、クーラーを使って涼しくしても大丈夫です。とくに、汗疹がひどいときは、冷房にいれておくと、よくなってきます。冷房にするときは、大人が涼しいと思うよりも少し温度を高めにするようにします。26度以下にしないほうが安全です。

虫に刺されたとき

虫に刺されたときは、数時間から1~2日でかゆみもはれも治りますが、ときには水疱をつくることもあります。また、虫に刺されたときは、以前に刺された跡までが赤くはれてくる人もいます。夏になってブヨに刺されると、なかなか治らず、やっと治っても冬になって、その部分がとても痒くなる人もいます。虫は、さすときに血を吸いやすいようにヒスタミン様物質を出しますが、これに対する反応としてかゆみがでてきます。強い反応がでるときはアレルギーによるものになります。抗ヒスタミン軟膏を塗るとなおります。

心膜炎

心膜炎は、人間の心臓をとりまいている外膜の炎症で、貯留液がたまる場合と、たまらない場合とがあります。心外膜が心臓表面と癒着して肥厚したかたちのものを慢性収縮性心膜炎と呼んでおります。これになる原因は、リウマチ熱、尿毒症、心筋梗塞感染症、悪性腫瘍などで起こります。

薬を飲んでいるときに食べてはいけないもの

現在、飲んでいる薬によっては、グレープフルーツなどの果物は食べてはいけないので、調べてみてください。グレープフルーツは、血液をさらさらにする効果がありますので、飲んでいる薬も同じような効果があると危険になってきます。

グレープフルーツには苦味成分のもとであるポリフェノール、リモノイドやノビレチンなどが含まれているのです。
リモノイドには血栓を防止する効能があり、リモノイドとノビレチンの両方にはがんを抑制する効能があります。また、グレープフルーツに含まれているビタミンCも抗酸化作用による発がん抑止効果が期待できます。しかし、飲んでいる薬も同じような効果があると危険になってきますので、調べてみてください。