知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

心内膜炎とは

心内膜炎とは、悪液質状態や全身性エリテマトーデスでおきることがありますが、重要なのは細菌性心内膜炎になります。

人工流産、前立腺摘出術、心臓手術などのときに、急性に高熱がでて発生する場合があります。あと、抜歯をしたときも発生することがあります。

体内に入った細菌が心内膜へ付着し、この部分に炎症をおこすのですが、亜急性のかたちをとる原因菌のほとんどは、緑色連鎖球菌と腸球菌です。緑色連鎖球菌は、健康な人の口腔内にも存在しますが、抜歯後に強くかんだときに、血中にはいり心臓へ運ばれてくるのです。