知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

急にがたがた震え出した

いつも元気だった人が、急に、寒い寒いといってがたがた震え出すことがあります。場合によっては、朝から体の具合が悪かったとか、多少の寒気を感じていたとかいうようなこともあります。がたがた震え始めた時は、どんなにたくさんの毛布や布団をかぶっても、寒さや震えはとまるものではありません。歯はがくがくいうし、全身のふるえも、みているだけでわかります。これは、急に熱がでるときの前兆で、あわてる必要はありません。なるべく静かにして経過を見守ってあげましょう。30分くらいで寒気はなくなり、震えもとまっていき、どんどん熱くなって熱がでてきます。急な熱は、1時間以内に頂点に達する場合と、数時間で頂点に達する場合とあります。