知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

エプスタイン病

エプスタイン病は、三尖弁を構成する3つの弁尖のうち2つが正常の位置でなく、右心室側に付着し、右心房が大きく右心室が小さくなった奇形になります。エプスタイン病になると同時に、心房中隔欠損をともなうことが多く、右心房から左心房へ血液が流れるとチアノーゼが生じてきます。

体の健康を保ちましょう。

人間のこころと体は、密接な関係になっております。身体病になると、老人では、うつ状態をおこしやすくなります。また、寝たきり状態が続くと、ぼけ症状がひどくなっていきます。三度の食事・適当な運動・趣味など、一日の生活時間を規則正しく過ごすようにしましょう。

大出血によっておこる失神

大出血で意識がうすれた場合はとても危険になります。意識がぼんやりとして、手足が冷たく、冷や汗をかき、脈がふられてないほど細く速く、呼吸も苦しそうになっているときは、ショックの状態であって、出血量がよほど多いと考えなければなりません。外傷による出血はだれでもすぐにわかりますが、体内の出血は見分けが難しいです。

特発性肺動脈拡張症

これは、肺動脈が異常に拡張する先天性の奇形になります。自覚症状もないので、治療の対象にならないです。しかし、胸部X線検査で異常な心陰影がみられ、心雑音もあるので、診断上、かなり悩まされる病気になります。ほうっておいても生命の影響はないのに、さまざまな検査を受ける羽目になる病気になります。

健康なこころを保つ

老人になると、こころの病気にもなってきます。身体的にも精神的にも若い時に比べれば、力も衰えてきます。老年期は、衰退期であるとともに、生涯の完熟期でもあります。その人なりの完熟期としての老年を生き抜いていくことが、生きがいとして考えられて良いと思います。このためには、心の健康がとても大切になります。