知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

赤ちゃんの衣服・日光浴

衣服についてですが、1ヶ月を過ぎると、だんだんと体温の調節ができるようになります。寒いときも厚着にしないように気をつけます。お母さんと同じ程度でよいとおもいます。寝ている生活になっていますので、靴下はいりません。

日光浴についてですが、戸外につれていって、外気に触れさせます。赤ちゃんを抱くときは、激しく揺さぶるようなことはいけません。うば車に寝かせて戸外につれて出るのも良いと思います。戸外になれたら日光浴をします。1~2日足先を5分くらい日光に当てて、2~3日おきにひざ、もも、おなかと増やしていき、時間も少しのばすようにします。このとき顔には日光が当たらないようにしましょう。

靴ずれ

皮膚の一部が硬い履き物でこすられると炎症がおこり、水分がそこに集まって小さい水ぶくれができて、押されて痛みます。このままにしておくと、こすられて、水ぶくれは破れて、強い痛みがきます。これは、手足に汗をかきやすい人に多いそうです。

なってしまったら、絆創膏を貼っておくとよいとおもいます。表皮が再生するまでに1週間くらいかかります。局部を清潔にして、消毒をしてからガーゼつき絆創膏をはっておくとよいです。

心臓病のむくみは両下肢におこります

むくみは、うっ血性心不全の微候の一つとして重要ですが、心不全の早期症状ではなく、肺や肝臓のうっ血がかなり進んだ時期に現れる症状であるとともに、心臓以外の病気でもおこる病気です。心臓病のむくみは、両下肢に現れますが、早朝時にはむくみがなく、午後になると現れてくるというのが典型的になっております。下肢のむくみは、心臓以外の原因でもおこります。

調乳

粉乳によって、調乳する割合が13%と14%とがあります。しかしそれぞれの粉乳に、その濃度に応じたスプーンが添付されていますから、そのスプーンで調乳すれば、決められた濃度のミルクができあがります。他のスプーンを使ってはいけません。調乳は、授乳のたびに行ないます。調乳したらばすぐ飲ませます。授乳の回数は、1~2か月ごろは1日に6回、3か月以後は5回ですが、赤ちゃんによって違います。ミルクの量は赤ちゃんが好むだけ飲ませて良いのです。

なま爪をはがしたとき

爪だけが綺麗に剥がれたときは、剥がれた爪をよく洗い、消毒をしてもとの位置に戻し、包帯などで圧迫固定をして、外科にかかります。戻された爪が爪母や爪下床を保護し、副木の役割をはたします。爪がひどく挫滅したときや、爪が裂けた場合は、爪母、爪下床まで損傷が及んでいることが多いものです。爪の変形を残さないように縫合する必要がありますので、外科に行ってください。