2016-05-11 肺嚢胞症 病気の知識 肺胞が異常にふくれて嚢胞をつくった状態です。肺嚢胞の多くは先天性のもので、肺胞の内圧が高いため円形にふくれてみえます。小さな肺嚢胞は自覚症状がありません。偶然にX線撮影をしたときにみつけられます。嚢胞が大きい時は、周囲の肺胞や気管支を圧迫し、呼吸困難をおこします。嚢胞に感染がおこると、膿性たんがでて気管支拡張病とと同じ症状をおこします。診断には胸部X線撮影と気管支造影がおこなわれます。