知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

バルサルバ洞動脈瘤破裂について

バルサルバは、イタリアの解剖学者の名前で、大動脈壁と大動脈弁によって形成された洞状の部分をバルサルバ洞と名付けられたみたいです。この部分の組織が先天的に弱いと、大動脈の高い血圧にたえきれず、徐々に悪くなり動脈瘤をつくります。これが破裂すると右心室や右心房へ向かって血液が流れ込むことになります。