知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

発見の見とおし

生まれたばかりの赤ちゃんは、腕に抱かれるほど小さく、自分でお乳を探すこともできません。それが1年もたてば、ものに伝って自分の思うところへ行ったり、ちょっとした言葉を話すようになります。3歳ごろになればいうことをきかなくなり、6歳になれば小学校へ行くというように、どんどん成長していきます。子供というものは、このようにどんどん変化していくものであるということを考えておきましょう。その変化は、小さいときほど大きく現れるものなのです。体が一番変化するとき、つまり発育がもっとも盛んなときは、赤ちゃんの時期です。この時期には知恵も発達します。生まれたばかりの赤ちゃんと満1歳になったときとを比べれば、すぐわかるでしょう。1ヶ月前と同じ気持ちで赤ちゃんを育ててはいけません。発育だけでなく、食事でも衣服でも生活全体を月数に合わせて考えなければなりません。幼児になると発育のテンポはゆっくりします。思春期になると発育が盛んになり、大人へとすすみます。