転落事故
高所から落ちて怪我をしたときは、生命の危険をともなう場合が少なくありません。とくに頭部を強く打った場合は、脳の損傷を、全身を強く打った時は、内臓の損傷をおこすことがあります。
●尻もちをついた形で落ちた場合:背骨の骨折をおこすことがあります。腰や背中をさほど強く打っていないのに、痛みがあるときは、胸椎と腰椎の境めの背骨の圧迫骨折のことがあります。
●足から落ちた場合:高いところから飛び降りた時、地面の状態が予想と違っていたり、やむをえず飛び降りた場合など、予想外に強い力が足にかかることがあります。このようなときに、かかとの骨の骨折がおこります。