知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

乳汁分泌不全

母乳の出をよくするためには、睡眠や休養を充分にとり、食事に注意することが大切です。カロリーは普段の1倍半は必要です。良質の栄養をバランス良くとるのがよいです。赤ちゃんに乳首を吸わせることが刺激になって、下垂体後葉からホルモンが分泌され、それが乳房に作用して母乳を出すはたらきを促進します。このオキシトシンは子宮を収縮させる作用がありますので、乳児に乳首をふくませてやると、母乳の出をよくすると同時に産後の子宮の回復をも助けることになります。母乳をとめたいときは、乳房を冷やすと効果があります。