2016-08-04 肺化膿症 病気の知識 細菌感染によって肺に化膿性の炎症をおこし、肺組織の欠損をともなう病気です。この病気になると、寒気やふるえとともに高熱がでて、褐色の汚いたんがでてくるようになります。X線写真で空洞をみとめますが、結核の場合と違って空洞壁は厚く、その周囲に浸潤をみとめません。肺化膿症は40歳以上に多く、この病気をおこしやすくなっております。治療は、抗生物質を1か月くらい使うことによって、空洞も小さくなっていきます。