知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

肺性心

肺の機能的、器質的な病気によって右心室肥大になったもので、左心側の病気や先天性心奇形がない場合を肺性心と呼んでいます。機能的な病気は、呼吸中枢障害をいいますが、頻度の場合からは、肺実質の病変であることが多く、こちらは、慢性肺性心のかたちをとります。慢性肺性心の原因は、肺気腫、肺線維症、気管支拡張症といったところが代表的なものになります。

赤ちゃんのはじめの食品

離乳を始める1ヶ月くらい前に、果汁やスープでお乳以外の味を食べさせてならしていきます。果汁は、2ヶ月ごろから与えますが、嫌がった場合は無理に食べさせないでいいです。スプーンで与えるようにして、徐々に覚えさせていきます。

離乳食は、スープのようなものではなく、どろどろしたものを与えます。おかゆをつぶしたもの、パンを牛乳で煮たものをスプーンをつかって与えるようにします。

蛇に咬まれた時

毒蛇に咬まれたときは、2枚の鋭いカミソリで切られたような小さい牙のかみ傷あり、みるみるうちに強い痛みが広がってきます。すぐに赤く腫れあがり、どんどん上のほうにひろがっていきます。手当が遅れると大変な状態になってきます。

傷口の上位部、手や足では上腕や大腿部をハンカチやベルトで固くしばり、毒が体にまわるのを遅らせます。毒液を排除するために、咬まれた傷口を2cmくらい切り、口で吸い出します。これが、出来そうもないときは、急いで病院にいきます。

心臓弁膜症

心臓の弁膜が開閉運動に支障をきたした状態で、心臓の送血効率が低下してきます。弁膜の開放がうまくいかない状態を狭窄症と呼び、閉鎖がうまくいかない状態を閉鎖不全と名づけます。心臓の弁膜は、僧帽弁、大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁の四つがありますから、それぞれに狭窄と閉鎖不全の2つの場合が低下しないので、本人はなんの不都合な症状も感じません。

赤ちゃんの離乳

母乳は、赤ちゃんにとって最良の栄養物ですが、いつまでも母乳で育てることはできません。赤ちゃんが大きくなるにつれて、母乳では栄養が不足してきます。貧血もおこり、抵抗力も少なくなります。赤ちゃんもかんで食べることを好むようになってきます。しかし、急に固いものを食べさせては、消化不良をおこします。だんだんと柔らかいものから固いものに変えるようにします。これが離乳になります。急に母乳をやめることでもないし、思いつきでご飯を食べさせることでもありません。また、母乳からだけでなく、人口栄養からも離乳を行ないます。