赤ちゃんの入浴・衣服
入浴:この時期は、ベビーハウスを用います。日中の暖かいときを選び、授乳して1時間以上たってからにします。着替えの衣服などをそろえて、手順よく、1回10分ぐらいですませます。顔、頭は別に洗うのも良いと思います。石鹸は香料が少ない物を用います。入浴の後は、目をふき、耳や鼻も掃除します。口の中をふいてはいけません。
衣服:この時期の赤ちゃんは、まだ、体温の調節が上手にできません。寒い時期には、少し多めに着させます。何枚着せて、ふとんを何枚かけるかということは、室温によって決めなければいけません。暖房しているのに、冬だから多く着せるというのではいけません。目安としては、お母さんより1枚多く着せる程度にしてあげましょう。
おむつ
おむつは、正方形のものと長方形のものとがあります。当てかたはいろいろありますが、またが、開くように当てることです。またあてを当て、腰をくるむときに、あしをこぶ巻きのようにしないで、動きやすくしてあげます。高さは、おへそがかくれない程度とします。おむつカバーは通気性のよいものにします。新生児のころは、たびたびおむつを交換するならば、おむつカバーをつけないでもよいのですが、おしっこの量が多くなれば使用します。おむつは、30組くらい、おむつカバーは3枚くらい準備しておきます。新生児では1日に20回以上おむつを汚すことが珍しくありません。おむつを換えるときは、お湯でよくふきます。おむつもおむつカバーも洗濯したあとは、日光に充分当てます。
こむらがえり
こむらがえりは、筋肉が、強く収縮して痙攣し、強い痛みがおこって足が動かせなくなります。水泳中におこるとこわいものになります。よくおこすのは、下腿三頭筋といって、足首の蹴りをする、ふくらはぎの筋肉になります。こむらがえりを起こしたときは、足の力を抜き、手で足先をにぎり、膝を伸ばした状態で、足先をそらせるように引っ張ります。この後に、筋肉を少し暖めてあげると楽になります。治っても、すぐに力をいれて筋肉を動かすと、再び痙攣を起こすことがありますので注意しましょう。