知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

胸の大けが

交通事故、高い場所からの転落、重い物の下敷きになっていたりしたときは、肋骨の骨折がよくおこります。

呼吸をして胸の痛みが強くなるときは、骨折の疑いがあります。胸痛のため呼吸は浅く、速くなります。上半身を高くして寝かせてあげます。また、サラシかバスタオルを胸にまきつけ、胸壁を固定します。こうすることによって胸の痛みが楽になってきます。状態がひどいときは、すぐに病院につれていくか、救急車を呼んでください。自転車のハンドルで胸を打ったときは、気管が傷つくことがありますので気をつけてください。