知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

顔の怪我

顔に怪我をすると、初期治療が適切にされないと、目・鼻・耳・口などの機能が損なわれるだけでなく、日常の生活を営むうえで大きなハンディキャップになります。顔に大きな怪我をしている場合は、全身状態も速やかに判断することが大切ですが、気道の確保と止血を優先してください。出血のあるときは、顔の怪我なら圧迫による止血で十分です。でも、大きな血管が傷ついていたり骨折したりした場合は、大量に出血することがあります。綺麗な布で覆い、救急車を呼んでください。