これは、カンジダ・スペルギルスなどのカビの増殖によっておこる病気です。このカビは、人体の中に常在しているものなので、ふつうはカビに対する免疫があるのですが、多数増殖すると肺真菌症をおこします。体の抵抗力が低下しても発病します。ほかの病気で抗生物質を長期使用すると、このカビが増殖しはじめます。抗生物質を使うと、薬が効く細菌は、死滅しますが、効かない菌は増殖していきます。医療によってもおこってくる病気があるということを知っておいてください。肺真菌症が発病すると、咳と痰がおもな症状で、舌が黒くなってきたりもします。人によっては血たんがでることがあります。