知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

異常の発見

皮膚に青あざがある赤ちゃんは珍しくありません。背中一面に青くなっていることもあります。しかし、どんなに大きくても幼児のころには消えます。黄疸は帰宅するころには薄くなっていますが、なかなか消えないとか、強くなってくるようなときは医師に相談し…

つき指

つき指でもっとも多いのは、野球の時、ボールが当たってひとさし指の関節のところで曲がって伸びなくなるものです。放置しておくと、指が変形してしまいます。できるだけ早く医師の診断を受けるようにしてください。軽いつき指で、指の関節を動かすことがで…

縦隔気腫

食道穿孔、肺の外傷、気胸、気腹、あるいは激しいせきにともなって、縦隔内に空気がもれた状態を縦隔気腫といいます。多くの場合、頸部、前胸部の皮下気腫をともない、手で触れるとぱちぱちとした感じがあります。縦隔気腫は、食道鏡、胃鏡、腹腔鏡などの検…

知恵の発達

赤ちゃんのときは、知恵の発達はからだの動きで見当をつけます。笑うとか話しをするとかも大事な目標になります。ただ、こういうことにも個人差がありますから、近くの赤ちゃんと比べて、よけいな心配をしないようにしましょう。おおよその見当としては3ヶ…

ねんざ

運動をおこなっているときに、関節をとめている靱帯をむりにねじったり伸ばしたりすると断裂をおこしたりして、関節に腫れと痛みがおこります。怪我をしたのと同じ方向に関節を動かすと痛みがあり、その反対の方向ではあまり痛みがないのが特徴になります。…

急性縦隔炎

急性縦隔炎の多くは外傷、とくに食道の外傷性穿孔に続発したものです。原因は、内視鏡検査による損傷と、異物を誤飲したときの損傷がもっとも多くなっています。縦隔はリンパ組織に富んでいるので進展は早く、重篤な症状をおこしがちです。高熱を発し、胸骨…

発育のよいわるい

発育がよいか悪いかは、体全体と知恵の発達とを合わせて考えなければなりません。しかし、普通は体重と身長とで見当をつけます。知恵のほうは、運動機能がどこまで進んだかで考えます。体重・身長・頭囲・胸囲については、厚生省が発表した乳幼児身体発育値…

打撲、内出血

仕事昼や歩いている時に強く打ったり、ぶつかったりしたときに、その部分が腫れ、痛みがおこります。腫れが強いときは、内出血がおこっていると考えなくてはなりません。腫れてきたら、なによりも強力に冷すことです。すぐに冷水や氷水で半日ぐらい冷すよう…

縦隔腫瘍

縦隔内のリンパ節、結合織、神経組織、胸線などに発生する腫瘍で、良性のものと悪性のものとがあります。縦隔腫瘍は、かなり大きくなっても症状がでないものです。しかし、腫瘍も縦隔内または付近のほかの臓器を圧迫すると症状がでてきます。一般に良性腫瘍…

発見の見とおし

生まれたばかりの赤ちゃんは、腕に抱かれるほど小さく、自分でお乳を探すこともできません。それが1年もたてば、ものに伝って自分の思うところへ行ったり、ちょっとした言葉を話すようになります。3歳ごろになればいうことをきかなくなり、6歳になれば小…

骨折の応急処置

骨に強い力が加わったとき、変形したり、痛みが強いときは、骨折の可能性があります。骨折は、医師の診断と治療が必要なことは当然ですが、スキーやスノボーでの事故がかなり多いので初期では自分である程度の処置をしなくてはならないことがあります。 骨折…

血胸

胸腔内に血液が貯留した状態です。外傷でおこることが多いのですが、大動脈瘤の破裂、人工気胸、肺切除術などに続発しておこります。症状は、出血の速度、量によって違います。出血が急速で大量になると胸痛、呼吸困難、ショックをおこします。大量出血やく…

母乳の出かた

お産のあと1~2日は母乳はよく出ないものなのです。出ないからといって悲しんではいけません。また栄養不良にならないかと、すぐミルクを飲ませるのも感心しません。3~4日たてば母乳は多くなってきます。母乳は自然に出るというものではありません。赤…

凍傷にかかったとき

凍傷にかかると、皮膚がはじめは白くなり、次第に紅色から暗紫色になって腫れてきます。軽いしびれ感や痛みがあり、さらに進むと水疱、血疱ができ、放っておくと破れてただれてきます。どれだけ寒い状態の時かといいますと、-20度以下の低温と、雨風に長時…

自然気胸

自然気胸は、肺に小さな穴があき、胸膜腔に空気がもれ、肺が圧迫された状態です。このために胸が痛い、息苦しいなどの症状がでます。自然気胸には、いろいろ種類がありますが、この3分の2は、肺に特別な病気や既往症のない自然気胸です。X線検査や打聴診で…

はじめての授乳

生まれて何時間したら母乳を飲ませるかということは、別に決まってはおりません。昔に比べれば、だんだん早くなってきております。大事なことは、一つは赤ちゃんの吐きけがおさまることです。そして呼吸もおちつかなければいけません。もう一つは、お母さん…

日焼けのひどいとき

夏に、海などにいって日焼けすると、強い熱感と痛みがあり、赤く腫れあがって水疱ができてきます。これが、ひどいときには熱もでてきます。日焼けは、紫外線によるやけどになります。色白の人では、治ったあとに黒褐色の小さいしみがたくさんできることがあ…

膿胸

膿胸は化膿性胸膜炎ともいい、結核性のものと非結核性のものとにわけられます。結核性膿胸の大部分は、人工気胸、胸膜炎の胸膜穿刺、肺手術など、治療や処置にひきつづいておこるものです。近年では、抗結核剤が進歩しましたので結核性膿胸は少なくなってき…

母乳を飲ませる

新生児は母乳で育てるように努めます。母乳は赤ちゃんに必要な栄養が全部含まれています。母乳以外になにも与えないで、安心して赤ちゃんを育てることができます。ミルクではいろいろ手順がありますし、アレルギーが心配のことがあります。お産のあと数日間…

熱射病・日射病

熱射病は、高温多湿の環境、たとえば密閉された室内、トンネルなどの工事、風通しの悪い服装での長時間の運動などによっておこります。日射病は、夏期などに、直射日光を長時間あびたままでいたり、帽子をかぶらずに、後頭部を長く照らされているとおこりま…

胸膜炎

胸膜に炎症がおこる病気です。胸膜炎の多くは隣接する臓器、とくに肺の炎症が直接胸膜に波及しておこります。しかし、遠く離れた臓器の炎症が血液などを通じて胸膜に波及することもあります。たとえば、リウマチ熱、リウマチ様関節炎、敗血症などでおこる胸…

生まれたばかりの赤ちゃん

赤ちゃんの生まれたときの体重は、平均すると約3kg、身長は約50cmになります。生後2~3日は水分が失われるので体重が減りますが、お乳を飲むようになるともどります。ここで体重が減ったからといって、急いでミルクをあげなくても平気です。腕やあ…

落雷にあったとき

近年は、雷の発生がもっとも多く、落雷にあってしまう人の確率が上がってきてしまっております。この雷の直撃を受けると、呼吸中枢が麻痺し即死することが多いものです。しかし、運が良く軽症の場合は、脳振盪だけですみ、休んでいれば、徐々に回復していく…

雷が鳴って落雷にあったとき

突然、空が黒くなり、雷がなりはじめ、万が一、落の直撃をうけると、呼吸中枢が麻痺し即死することが多いです。軽症ですめば、脳振盪だけですみ、その後、ゆっくりと回復することがあります。心臓や呼吸が止まっていたら、すぐに心臓マッサージと人工呼吸を…

気管支狭窄症

気管支内腔に炎症があって狭くなっても、気管支の外からリンパ節や腫瘍で圧迫されても、気管支狭窄症はおこります。気管支狭窄があると、その末梢部は感染をおこしやすく、気管支拡張をおこします。気管支狭窄は気管支造影写真ではじめてわかるのですが、慢…

赤ちゃんの感染防止について

生まれたばかりの赤ちゃんは、抵抗力がないので、病気には十分、気をつけなければいけません。そのなかで、かぜのように大人から感染する病気に気をつけます。お母さんと同室に赤ちゃんがいるときは、お見舞いの人が赤ちゃんに近づかないようにしてもらいま…

感電したとき

家庭用電圧でも、やけど、呼吸停止、瞬間的な心臓の停止などの危険があります。感電している人を救助する場合、家庭用電圧では、コンセントを抜くか、電源のスイッチを切るのが優先です。電源が切れないときは、ゴム靴をはくか、木板などの上に立ち、ゴム手…

気管支拡張症

気管支の一部が拡張して広くなる病気で、肺炎のあとに続発したり、蓄膿症のある人におこりやすいものです。慢性のせきと多量のたんがおもな症状で、血たんをおこすこともあります。拡張した部分に感染が加わると、たんの量がふえるだけでなく、汚いたんとな…

入院分娩

最近は家庭でお産をすることは少なくなりました。赤ちゃんが生まれたとき、新生児室に入れてお母さんと離す方法と、お母さんと同室にしておく方法とがあります。3日ほど新生児室に入れて、そのあとは、お母さんと同室にすることもあります。お母さんと同室な…

やけど

火、熱湯や蒸気、化学薬品、感電などで、やけどはおこります。皮膚がひりひりして赤くなる程度のものから、水泡ができて痛んだり、皮膚が白っぽくなり痛みをほとんど感じないものまで、さまざまです。原因は熱なのですから、とにかくすぐに水で冷しましょう…