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知っておくと役に立つちょっとした医学

生命を助けるための応急処置や病気・症状等の知識を掲載していきます。

肺血栓・肺塞栓症

これは、何かの原因で、血液が血管の中で固まると血管はつまってしまいます。このことを血栓といいます。外傷をうけて破れた血管から空気がはいったり、ある臓器のがんでがん細胞が血液中に流れ出たり、ある場所にできた血栓がはがれて肺循環系に流入し、肺の血流障害をおこした状態と、肺血栓・塞栓症といいます。肺は、ガス交換という作用のほかに、大循環の静脈系から流れでてきたいろいろな異物を除くフィルターの役目もしております。ですから、小さな塞栓があっても吸収してしまう防御能力があります。しかし、大きな塞栓がおこったときは、胸痛、呼吸困難になりきわめて危険な状態となります。

乳汁分泌不全

母乳の出をよくするためには、睡眠や休養を充分にとり、食事に注意することが大切です。カロリーは普段の1倍半は必要です。良質の栄養をバランス良くとるのがよいです。赤ちゃんに乳首を吸わせることが刺激になって、下垂体後葉からホルモンが分泌され、それが乳房に作用して母乳を出すはたらきを促進します。このオキシトシンは子宮を収縮させる作用がありますので、乳児に乳首をふくませてやると、母乳の出をよくすると同時に産後の子宮の回復をも助けることになります。母乳をとめたいときは、乳房を冷やすと効果があります。

顔の怪我

顔に怪我をすると、初期治療が適切にされないと、目・鼻・耳・口などの機能が損なわれるだけでなく、日常の生活を営むうえで大きなハンディキャップになります。顔に大きな怪我をしている場合は、全身状態も速やかに判断することが大切ですが、気道の確保と止血を優先してください。出血のあるときは、顔の怪我なら圧迫による止血で十分です。でも、大きな血管が傷ついていたり骨折したりした場合は、大量に出血することがあります。綺麗な布で覆い、救急車を呼んでください。

無気肺

これは、外科手術後に、たんがうまく吐き出せないとき、異物を気道に吸い込んだとき、肺門部の腫瘍やリンパ節が気道を圧迫したとき、または、気管支粘膜が炎症をおこしてはれあがったときなど、気管支が閉じて空気が肺へ流出しないと無気肺がおこります。この状態になると、肺胞の空気は吸収され、肺のなかの空気はなくなって肺は縮小します。これが無気肺です。急に発生した無気肺は、二次的感染もおこりやすく、せき、たん、胸痛、呼吸困難などがおこります。

産後の注意

お産にかかったかなりの時間で、心身ともにぐったりと疲れていますので、お産の後は、疲労回復にはぐっすり眠ることが大事です。しかし、安静にしすぎてて、いつまでも寝たままでは、かえって回復が遅れてしまい、食欲もでてきませんので、ゆっくりでいいので動くようにしてください。お産後、2週間もすればシャワーを浴びることができ、3週間もすれば入浴もできるようになります。外に出るときは、ゆっくりと家の周りから始め、慣れてきたらお買い物にもいけるようになってきます。なるべく体力を回復するために消化が良くて栄養価の高い食べ物を選んでいただきましょう。